emacsで英辞郎第五版を使う

仕事柄、また個人で英文翻訳を趣味でやっていることなどもあり、英語のドキュメントに直接当たることが多いこともあって、辞書のお世話になることが多い。当然、翻訳サイトも。

先日、Twitterとatndのつながりで Sphinx+翻訳 Hack-a-thon なるものに参加する機会があって、行ってきたのだけれど、その準備をしているときに「やっぱり辞書とかあった方がいいのかなー」と思って、いろいろと調べていたら、面白い記事を見つけた。

emacsで英辞郎を使う sdicでらくらく検索

軽く半年以上前の記事だったのだけれど、"emacsで英和・和英辞書を使う"というのはむしろ一般的なテーマでもあるので、個人的には興味深く思っていて、ちょっとやってみようか、ということに。

上のサイトを参考にして、書かれている通りにやってみました。
環境としては以下の通り。

参考にしたサイトと違ったところは、辞書をPDIC1行テキスト形式からSDIC形式に変換する時の、nkfのオプション。
WindowsPC(Vista 32bit)上で出力したPDIC1行テキスト形式のファイルのエンコードが UTF-16LE だったので、参照サイトの通りに「nkf -w8」でやると、文字化けてしまってrubyスクリプトの途中でコケてしまったのです。とゆことで、自分が使ったのは以下の通り。

$ cat Waei118.txt | nkf -W16 | ruby pdic2sdic.rb > waeiji118.sdic
$ cat Eijiro118.txt Rya118.txt Reiji118.txt | nkf -W16 | ruby pdic2sdic.rb > eijiro118.sdic

辞書の変換がうまくできれば、あとは特に問題になるところもなくスムースにできました。この事例に関して言うなら、辞書形式の変換がキモなのかもしれません。


他にも、sufaryを使って辞書検索を高速化するといった事例の記事も見つけたのだけれど、それはまた次の機会に。。。